ナポレオン展の図録とともに、フランス国立美術館連合のサイトで購入しました。没後200年展を記念して販売された、ナポレオンのプレイモービルです!白馬にまたがるナポレオン。帽子の形からも、騎乗者がナポレオンというのはすぐにわかります。
実は図録よりも、この小さなプレイモービルの箱を開ける方が、ワクワク感が大きかった、かも。
フランス国立美術館連合とプレイモービルの両公式サイトによると、こちら、新古典主義の画家であるフランソワ・ジェラール作『アウステルリッツの戦い』からインスピレーションを得て再現した、と書いてありますね。あら、そうなの?と思い、絵を検索。ちなみにジェラールは『アルプス越えのナポレオン』や『ナポレオンの戴冠式』を描いたジャック=ルイ・ダヴィッドの弟子です。
Bataille d’Austerlitz, 2 décembre 1805, par François Gérard, 1810. ©RMN-Grand Palais (Château de Versailles)
こちらの絵画、ヴェルサイユ宮殿所蔵となっています。
↓ 拡大画像
Bataille d’Austerlitz, 2 décembre 1805, par François Gérard, 1810. ©RMN-Grand Palais (Château de Versailles)
おぉ、たしかに緑色っぽい軍服。というか、この絵を調べるまで、このプレイモービルの軍服は黒だと思っていました。よくよく見ると深緑。
ボタンの数、勲章、赤いタスキも忠実に再現されている!!馬の鞍の下の布(なんていうんだろう、名前がわからない)の色も赤っぽくて、こちらも絵の通り。ちょっと興奮!この長靴の感じもなかなか良くないですか?
よくある可愛らしいプレイモービルの顔ですけれど、細部までこだわりが見られ、きちんと風格あるナポレオンに仕上がっています。
箱は捨ててしまいました…。残しておくべきだった。箱にはフランス美術館連合の「m」のマークが入っていますよ。それと、元ネタの絵画も小さく印刷されていました(サイトで確認)。ちゃんと見てなかったわ…。
以前、プレイモービルは日本から撤退したと聞いたことがありましたが、調べてみると、2019年から日本での販売が再開されています。「プレモストア」という販売サイトがあり、また、ヨドバシでも取り扱いがあるようです。ただ、このナポレオンを検索してみましたが、ヒットせず。
フランスでは、プレイモービルとレゴがおもちゃ売り場のスペース争いをしているようなところがありますね。去年のクリスマス前には、ラジオで、「あなたはプレイモービル派かレゴ派か!?」というような特集が組まれていましたよ。私は汎用性のあるレゴの方が断然好きですけどね。でも、レゴでは、今回のような興味の惹かれるコラボは見たことがないです。これに関しては、プレイモービルの大勝利!
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